ご覧いただきありがとうございます。
本ブログでは、管理人「Unknown」が改造・製作したプラレール車両を紹介しています。
※プラレールの改造は推奨されない行為です。すべて自己責任で行っております。当ブログを参考に改造を行い、何らかの不利益を負っても、一切の責任を負いません。また、当ブログの内容についてタカラトミー社や各鉄道事業者に何らかの問い合わせをすることは、業務の迷惑になりますのでお止めください。
続きを読む【一応新作】閉塞信号機を製作しました。中央制御装置(PC)で一括コントロールを行います。
— Unknown (@7k1ta) 2023年10月29日
電流容量不足のためかサーボが不調で、仮完成という状況ですが、発展させて様々な地上装置に対応させていきたいと思っています。#改造プラレール pic.twitter.com/IH3oORH11e
プラレール向けのCTCシステムの開発に取り組んでいます。
プラレール用閉塞装置としてはいくつか先行例がありますが、本システムの特徴は
です。
以下に本システムの概念図を示します。
本システムは、中央装置であるPCと各機器(ペリフェラルと呼びます)をUSB規格で接続し通信します。各機器は中央装置との一対一通信を行い、中央装置からの指令によりLEDの点灯やサーボモータの動作、ならびにセンサ入力値の送信を行います。機器同士での直接通信は行いません。
各機器で複雑なプログラムを動かさず、信号の入出力に徹することで、あまり性能の高くないマイコン(MCU)の採用を可能にし、コストの低減を実現しています。
通信にはUSB-MIDIを用いています。MIDIは電子楽器の通信に用いられる規格で、内部的には「この鍵盤を押したら青信号が点灯」「この鍵盤をこの強さで押したらサーボがある角度まで回転」といったような処理が行われています。
USB通信を行っていますが、上図の通り、PCとハブならびにハブ相互間の接続には直流12Vの電源を接続し、各ハブで5Vに降圧しています。これはPCからの5V電源(バスパワー)ではサーボモータ等の電流を食う部品を用いたときに電流不足が懸念される点や、配線抵抗による電圧降下の影響を避けることを目的に、このような体制にしています。実質的にはセルフパワーのUSBハブとして動作しています。また12V電源も各機器に供給可能な構成としています。
前述の通り各機器間相互での直接通信は行わないため、中央装置と機器間のデータの入出力のみを考慮すればよく、将来的に機器の種類(入換信号機や踏切など)を増やす際にも、中央装置のソフトウェアを改修するだけで済み(既存の機器に手を加える必要がない)、容易に対応できます。
今回は中央装置・ハブならびに、ペリフェラルとして閉塞信号機を製作しました。
中央装置はWindowsのPCです。操作と演算を行う中央プログラムと、MIDI送信・受信プログラムで構成されます。MIDIの送受信はWinAPIを叩いています。
PCとハブ・ハブ間相互の接続には、太めの電源ケーブルと、通信用ツイストケーブルを組み合わせています。このうちツイストケーブルはLANケーブルから取り出したものを使用しています。
ケーブルはUSB規格の上限(らしい)5mの長さとしています。ハブにはHS8836Aを採用し、4分配(うち1つは次のハブへの接続専用)しました。前述の通り電源には12Vを印加しているため、間違えて本システム以外に接続しないよう、USBコネクタではない端子を用いています。
ペリフェラルにはMCUとしてCH552Tを採用しました。USBシリアル変換IC不要・USB直結で通信が可能という優れものであり、このマイコンがなければ本システムは製作に進まなかった可能性が高いです。
ここにセンサとして透過型フォトインタラプタを接続し、車輪の通過を検知しています。マイコンの割り込み機能で検知を行い、検知情報を一旦中央装置に送り、中央装置側でどの閉塞区間に列車が存在するかを演算し、信号機制御指令を各ペリフェラルに送信します。
赤信号を現示しているときには、サーボモータを用いてストップレールを停止側に操作します。列車が次の閉塞区間に入り切ったら黄信号を現示し、その次の区間では青信号を現示します。「閉塞区間に入り切った」ことの判定は、「最後の車輪が通過してから数秒間車輪通過がない」という条件で行っています。この方法により単一のセンサでの通過完了検知を可能にしました。
動作の様子です。 pic.twitter.com/n2lZJ5fB2T
— Unknown (@7k1ta) 2023年10月29日
ペリフェラルにはUSB通信のできるマイコンさえ搭載すれば残りの実装は自由であり、様々な地上設備を接続可能です。
まず実装したいのは踏切です。信号機同様フォトインタラプタで近接検知を行い、サーボモータで遮断機を昇降させ、何らかの方法で音を出せばよいと思われます。例えば京成電鉄特有の2本目の列車通過時にやたら早くなる遮断音なども再現できそうです。
最終的には、転轍機や場内信号等を一括で制御するPRC機能や、進路構成を行う電子連動装置機能を付加し、完全自動運転をしたいですね。
CH552Eが4.5Vでブラウンアウトリセットしてしまう問題、やっぱりch55xduinoでそういう設定になっていたっぽい。Clock sourceを3.3V or 5V(16MHzまたは12MHz)にしたらVCC=3.3Vで動いた
— 長船 🗨️🐈⬛ (@s_osafune) 2023年3月22日
TRFCの先輩であり、今回も助言とデータ提供をいただいたパシフィックさん(@pashina_979)と、学祭でM2の人間が乱入していろいろ設置してきても暖かい目で見守ってくださったTRFCプラレール分科会(@aobatpfc)の皆様に感謝申し上げます。
国鉄スハ43系客車
国鉄ED75形電気機関車
#改造プラレール
— Unknown (@7k1ta) 2022年10月30日
「いっぱいつなごう 常磐線客車列車1984」(ED75+スハ43系10両)完成です!
ED75はEF65PFを短縮し製作。C57炭水車の動力をねじ込んでいます。
旧客は扉をぶち抜き、3Dプリンタ製の扉パーツと便所・洗面所窓パーツを取り付け、1984年(59-2改正後)頃の水戸客貨車区に実在した車両を再現。 pic.twitter.com/7EjbTLxVMr
落成:2022/10/30 (東北大学祭2022向)
種車:EF65PF形(S-34 自動車運搬列車)・客車各種
続きを読む#改造プラレール #ふちゅう9 合わせの新作、205系3100番台・仙石線です。
— Unknown (@7k1ta) 2023年5月4日
電装を夜遅くまでやっていたら寝坊しました… pic.twitter.com/qxxw4AKHme
落成:2023/05/04 (第9回鉄道模型広場inルミエール向)
種車:通勤電車・ドア開閉通勤電車
続きを読む#改造プラレール#きたもと18
— Unknown (@7k1ta) 2023年7月16日
451系・急行「ときわ」です。冷改、グリーン車帯なしの最末期仕様としています。
クーラーは主にHOゲージ用パーツを用いて工期短縮、モハのクーラーとサロ側面は3Dプリント品です。
以前製作した水戸の客車たちとともに、57-11改正後~60-3改正前の常磐線シリーズです。 pic.twitter.com/HB91LYVEHd
落成:2023/07/16 (北本でんしゃ広場18向)
種車:東海形急行電車
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