451系急行「ときわ」

国鉄451系電車

急行幕が曲がっておりアレ

落成:2023/07/16 (北本でんしゃ広場18向)

種車:東海形急行電車

 

451~457/471~475系は交直流両用の急行形電車で、主に東北・北陸・九州方面で活躍しました。

本作品のモデルは、勝田電車区に所属した451系車両です。抑速ブレーキを搭載していないため、主に東北本線と比べ勾配のゆるい常磐線で、急行「ときわ」や普通列車として運用されました。冷房化改造が施され、グリーン車の等級帯が廃止された1980年代前半の姿としています。

 

編成

←上野 クハ451-サロ451-モハ450-クモハ451+クハ451-モハ450-クモハ451 仙台→

太字は動力車

基本編成である7両で製作しました。仙台まで上記の7両編成で顔を出していました。なお、勝田以南では付属編成4両(クハ-サロ-モハ-クモハ)を仙台方に増結して運転されていました。

 

主な加工

  • 屋上機器の設置
    • 屋根のベンチレータを切り落とし移設
    • 冷房装置の設置。クハ・クモハはAU13E(TOMIX)、サロはAU12(KATO)のHOゲージ用パーツを使用。モハはAU72を3Dプリンタで出力し使用。
    • 常磐無線アンテナ・検電アンテナの設置。3Dプリンタ製。
  • サロ車側面を3Dプリンタ製パーツで置換
    • 普通車のドアが1000mm幅なのに対し、グリーン車ドアは700mm幅であることを再現。

  • 塗装変更
    • クリーム4号(GMスプレー)
    • 赤13号(FARBEスプレー)
    • ニュートラルグレー(Mr.カラースプレー) 屋根用
    • ねずみ色1号(GMスプレー) 屋上機器用
    • ねずみ色1号(ガイアカラー瓶) 色差し
  • デカール・ステッカー貼付
    • グリーン車マークは透明デカール
    • 急行幕はコンビニのシールプリント。粘着力が弱く、走行を重ねるうちに斜めになってしまった

パンタグラフ周辺の低屋根化や電装、シールドビーム前灯の作り分けなど、行いたい加工もまだありましたが、工期の都合上割愛しています。特に低屋根化はしくじって中間車を1両ダメにしており、東海急行中間車の在庫が払底してしまいました。両先頭車はまだいっぱいあるのに…

折しも北本でんしゃ広場18のテーマが常磐線であり、縁あって参加させていただきました。締切があると作業が進みますね…

無事に57-11改正後の常磐線シリーズの一員が増えました。